カードローンの限度額が引き下げられてしまう原因とは?

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カードローンの限度額は契約時に貸付側が審査で、信用情報と属性による返済能力を総合的に判断して決めます。

 

その限度額は契約の途中で、増額を申し込んで借りられる金額の上限を増やすことも可能です。

 

ところが、増額とは逆に利用中に限度額の引き下げがされることもあります。

 

カードローン利用中に限度額が減額されてしまった場合に考えられる原因を簡単に挙げると以下の通りです。

 

  • 返済遅延や延滞をしてしまった
  • 他社借り入れが増えた
  • 長期間借り入れをしなかった
  • 銀行の自主規制による影響

 

信用が下がると限度額も引き下げられる!

 

上記の原因を見ていただいても分かるように、カードローン利用中の限度額引き下げは自身の信用が下がった時に起こります。

 

信用が下がったという事は、返済能力に欠けるという事と同じです。

 

その為、貸し付け側は貸し倒れリスクを少なくするために、借り入れ側の限度額を減額し融資する金額を減らすことをします。

 

本来は貸付側もたくさん借りて貰った方が、その分返済時に得られる利息が多くなるので良い筈です。

 

しかし、それはカードローン利用者に十分な返済能力がある事が大前提となるので、そもそも返済をしてくれなくなるような要素を持つ顧客に高額の融資は出来ないといえます。

 

限度額とは、借りられる金額の範囲となるので高い設定であればその分高額の融資が受けられます。

 

きっちり返済をしてくれない顧客に高い限度額を設定したままにしていては、貸付側は損をしてしまいます。

 

そこで、リスクヘッジの為に途上与信などで信用低下がみられる顧客の限度額を引き下げるのです。

 

返済遅延や延滞は一番返済能力が契約時より落ちてきたことが分かりやすいので、限度額の引き下げが適用されるタイミングも早いといえます。

 

返済日を忘れていた!という理由で1度遅延したくらいなら、すぐに限度額が減額される事はありません。

 

返済遅延であれば、遅れてしまった後すぐに返済をすれば、限度額の引き下げまで事が及ぶ事はないといえます。

 

ただし、延滞となると返済の遅れが61日又は3ヶ月以上というように長期に及んでいるので、限度額引き下げは勿論ですが、借り入れの利用停止になる可能性が高いです。

 

利用停止になると、限度額が何円設定されていても、借り入れは出来ず返済しか出来なくなります。

 

他社借り入れに関しては、定期的に信用情報を確認する途上与信審査のタイミングで、件数が増えていたえり残高が嵩んでいると限度額の引き下げに繋がります。

 

金融機関としては利益を考えると、返済能力が見合うなら自社で沢山お金を貸したい事でしょう。

 

ところが、自社の審査基準で設けた限度額での範囲に加えて他社でも借り入れをしているとなると、本当に自社にも他社にも返済する能力があるのかどうか疑わざるをえません。

 

すると、特に返済遅延などがなくても信用に傷が付くことになり、限度額が下がってしまう事があるのです。

 

借入先は複数に及んでいない方が良いので、2〜3社に借り入れが渡ってしまった場合は、なるべく早い段階で一本化するのが良いでしょう。

 

また、カードローン契約だけをして何年も借り入れをしないでいると、契約時よりも限度額が下げられてしまう事もあります。

 

その理由としては、契約者の情報が借り入れをしない間に変わっている可能性があることが挙げられるでしょう。

 

最初の契約から年数が経っていると、改めて借り入れ側に本人確認書や収入証明書などを提出してもらわないと、貸し付け側は正確な返済能力が判断できません。

 

その為、正確な情報が分からず返済能力が判断できないまま、急に高額を借りられてしまわないようにする為、長年利用のない顧客の限度額の引き下げをする事があるのです。

 

カードローン利用中の限度額引き下げは、大体がここまで述べてきた通りの事が原因といえます。

 

ただ、最近になって新たに限度額の引き下げがなされるパターンが出てきました。

 

それが銀行過剰貸付が指摘されたことによる、銀行カードローンの自主規制での限度額減額です。

 

銀行カードローンの自主規制による限度額引き下げがあるかも!?

 

銀行過剰貸付が2017年になって指摘され、銀行カードローンは各々自主規制を始めました。

 

その規制は借り入れ側のカードローン限度額にも関係しているといえます。

 

まず、契約時に収入証明不要で借りられる金額が、200〜300万円というだったのが今現在(2017年11月)は、消費者金融の基準と同じく50万円までに引き下げられています。

 

その為、収入証明書が提出できない場合は、銀行カードローンであっても高額限度額で契約が出来なくなりました。

 

加えて、大手銀行カードローンでは審査において、借り入れ側の年収3分の1又は2分の1までの金額を目安とする方針も、2017年10月19日に公表されています。

 

その様に新規契約の限度額設定の基準が変わったので、既に銀行カードローンを利用している方の限度額も与信や収入と見合っていない場合は、減額される可能性が否めません。
また、銀行カードローンの最高限度額自体も引き下げがされています。

 

例えば、みずほ銀行カードローンは以前まで1,000万円だった最高限度額を現在は800万円に引き下げました。

 

その様に、銀行カードローンの最高限度額が変わったことで、それに合わせて顧客の限度額が見直される可能性が少なからずあるのです。

 

限度額の引き下げを自分からすることは可能?

 

時に、最初に契約した限度額よりも低い金額しか借りるつもりがない為、限度額の引き下げを意図的にしたい!という事も人によってはあることでしょう。

 

限度額を増やす分には審査などが必要となりますが、引き下げに関しては特に手間や時間がかかる手続きはありません。

 

限度額設定を低くしたい時は、カードローン契約先に問合せて限度額を引き下げてほしい旨を伝えるだけでOKです。

 

稀に、限度額を下げたい理由を聞かれる事もありますが、借り過ぎないようにする為ならそのままそれを理由として伝えれば良いです。

 

限度額引き下げを申し込んだからといって、何か信用情報に傷がついてしまうような事はありませんし、その後のカードローン利用が出来なくなってしまう事もないので、安心して減額依頼をしましょう。

 

ただ、限度額設定を変更する際、金利が高くならないようにだけ注意が必要です。

 

金利は限度額が高額で設定されているほど低く、返済にかかる利息が安く済みます。

 

その為、限度額を引き下げたことで、金利は高くなってしまう事があるので、その場合は減額をしない方が良いでしょう。

 

なぜそのように限度額と金利が連動しているかといえば、どちらも借り入れ側の信用によって審査で決まるからです。

 

与信状態が良く、属性評価が高いとカードローン審査の上での信用は上がります。

 

すると、限度額は高額の設定、金利は低金利の設定がされるようになっているので、限度額設定に伴って金利が変わるのです。

 

限度額は設定されているからといって、満額を使わなくてはいけない事はありません。

 

限度額の引き下げで金利が高くなってしまう場合は、借り過ぎないように自身で管理するようにし、減額はしない事をオススメします。