カードローン初心者のここが疑問!かりる君とおカネさんのカードローンQ&A
お金のことでモンモンと悩む青年がここに一人いた。
これは、そんな青年とその先輩が繰り広げる、カードローンをめぐる壮大な冒険の記録…
(ドドドドドドドドド…)
ではない、よくある日常のお金の悩み相談である。
かりる君

カードローンでお金が借りたいけど、初めてで不安だなぁ…。
僕のようなザ・モブって感じの平凡人間でも貸してもらえるのかな?
おカネさん

かりる君、そんなところで壁に向かって何をブツブツ言ってるの?
かりる君

あ、おカネさん。
お疲れ様です。
実はどうしてもお金が必要で、カードローンを使ってみようかと思うんですけど…不安で。
相談できる人もいないし、壁に語りかけるくらいしか出来ないんですよね。
はは…。
おカネさん

(今その話を私にしてるのは相談じゃないのかしら?残業疲れね、きっと。)
今のカードローンはネットからも申し込み出来るし、意外と簡単よ。
一体何が不安なの?
かりる君

全部…ですかね。
だってお金が関わる契約ですよ!
めっちゃ不安!お金怖い!!
おカネさん

ちょっと、私が怖いみたいな言い方止めてくれる!?
仕方がないから、簡単なことだけでいいなら私が教えてあげるわ。
かくして、お金に困ったかりる君は会社の先輩おカネさんにカードローン契約について教えてもらう事になったのだ。
バーン!!
かりる君

おカネさんに何からまず聞こう…?
- カードローン申し込みについて
- 借入方法について
- カードローン審査について
- 金利・利息について
- 返済について
- 契約先について
- やっぱりやめる(選択できないようだ…)
カードローン申し込み・契約の仕方は?
カードローンは保証人不要?
かりる君

カードローンを申し込むとして、保証人ってやっぱり必要ですか?
ちなみに、必要だとしたら…おカネさん、後生です!僕の保証人になってください!!
おカネさん

ううん、そんな「お嫁さんになってください!!」みたいに人生賭けなくても保証人要らないわよ。
カードローンは原則、消費者金融でも銀行でも無担保・保証人なしで契約できるの。
ただし、だからこそ返済は完全な自己責任よ。
かりる君

そうなんですね!それなら誰にも迷惑かけずにお金が借りられるから、助かるな〜。
…そ、そんな怖い顔しなくても、借りたらちゃんと自己責任で返済しますよぉ!
申し込み当日中に借りられる?
かりる君

ところで、カードローン契約を申し込んだ日にお金って借りられますか!?
出来れば早急にお金が必要なんです!
おカネさん

どうしてそこまで切羽詰まってるのか理由は聞かないでおいてあげる…。
(たぶん趣味の食玩コレクションに関してだと思うけど)
申し込み当日中に融資を受けるなら、最短即日融資可能な大手消費者金融カードローンで契約するといいわ。
ただ、申し込み当日中に借り入れをするなら、審査を14時くらいまでには完了できるように申し込むのよ。
かりる君

消費者金融って金利が高いイメージが…銀行は即日融資対応してませんか?
おカネさん

2018年1月以降、銀行は自主規制で即日審査も即日融資も対応をやめるらしいの。
かりる君

そうですか…じゃあ、急いで借りるなら消費者金融に申し込みをしなくちゃですね!
カードローン借り入れの仕方・方法は?
借り入れの仕方は?
かりる君

カードローンを契約したら、実際にお金を借りる場合どうやって借りられますか?
おカネさん

カードローンで借り入れをする方法は2つあるわ。
1つはローンカードを発行してATMから融資金を出金する方法。
もう1つは、口座に振り込みで融資をしてもらう方法よ。
かりる君

ATMから借りるのと口座振り込みで借りるの、おカネさん的にはどっちがオススメですか?
おカネさん

私は、どちらかといえば口座振り込み融資をオススメするわ。
ローンカードでの借り入れは、契約先や利用するATMの種類によって利用手数料がかかることがあるの。
口座振り込みなら、振込手数料がかかることもなく、口座で希望の金額が受け取れるわ。
借りたお金の使い道は自由!
かりる君

カードローンで借りたお金はどういう風に使っても大丈夫なんですか?
後で何に使ったか領収書やレシートを出したりしなくちゃいけないとかだと、恥ずかしいな////
おカネさん

基本的にカードローンで借りたお金の使い道は自由だし、後で何に使ったか報告しなくちゃいけない事もないわ。
でも、事業資金としての利用だけは出来ないことが多いから気を付けて。
まあ、自営業者や個人自営業者じゃないかりる君には関係ないと思うけど。
一度契約したら何度でも借りられる!?
おカネさん

かりる君そういえば、カードローンは解約しなければ何度でも借り入れが出来るって知ってる?
かりる君

え!?何度でもお金が借りられるって、どういう事ですか?
おカネさん

カードローンは契約すると、限度額っていう借りられる範囲が審査で決まるの。
その限度額の金額を超えなければ、いつでも自分の都度で何度でも借り入れが出来るのよ。
かりる君

最初に借りたら、後は借りた分を完済するだけだと思ってました!
解約さえしなければ、またお金に困った時でも限度額の範囲で借りられるのは安心ですね。
カードローン審査で見られる点は?
カードローンで何円借りられる?
おカネさん

ところで、かりる君は何円借りたいの?
かりる君

借りられるならいくらでも…。
あ、あ、嘘ですゴメンナサイ!おカネさん帰らないでください!
出来たら30万円くらい借りたいんです…。
おカネさん

一般的にカードローン契約では、特に信用情報に問題がなければ最高で50万円までは審査通過が難しくないわ。
かりる君

そうなんですね!
てっきり10万円くらいまでしか借りられないか、もっと高額の希望でしか貸してもらえないかと思ってました。
おカネさん

かりる君は、このオカシ会社の正社員2年目だったわよね?
正社員として勤めているのは属性審査で評価されるけど、勤続年数が短いから、ちょうど30万円くらいが妥当かもしれないわ。
あくまで、信用情報に傷がないこと前提だけどね。
信用情報と属性って何?
かりる君

おカネさん、あの…。
信用情報と属性っていわゆる、その…簡単に言うと何ですか?
おカネさん

両方まとめて簡単に説明するなら、カードローン契約したい人の返済能力よ。
信用情報は、過去から現在までの様々な借り入れ・返済の履歴のこと。
属性は、基本的な個人情報に収支の大枠が分かるような情報を付け足したもの。
かりる君

信用情報は何となくわかりました。
でも、属性についてもう少し具体的に教えてもらえますか?
おカネさん

属性はさっき言ったような、正社員かどうかのような雇用形態、同じ職場に勤めている期間、年収などが主に審査される項目としてあるの。
大体どの金融機関もチェックするのはそれらなんだけど、契約先毎に設けられてる項目は違っているわ。
カードローンに申し込む時に申告する個人情報が大体、属性項目よ。
職場への在籍確認は避けられない?
かりる君

ところで、カードローン契約手続きの途中で、会社に電話があるらしいんですけど…。
会社の人に借金してるって思われるのはバツが悪いので、職場連絡なしに出来ませんかね?
おカネさん

在籍確認の電話のことかしら。
残念だけど、カードローン契約に在籍確認はつきものだから避けることは出来ないわ。
在籍確認は、申し込み時に申告した勤務先で契約者が本当に働いているか確認するために行うの。
働いてることが確認出来ないと、収入が本当にあるか分からないでしょう?
かりる君

え〜…給与明細とか源泉徴収票だしても、会社への電話避けられませんか!?
「〇×カードローンの在籍確認です!かりるさんは居ませんか?」なんて電話会社に来るの嫌ですよ〜。
おカネさん

原則、在籍確認は職場への電話連絡と決まってるから、無理ね。
心配しなくても、露骨にカードローン契約の話を職場への在籍確認する事はないわ。
特に、消費者金融なんかは気を使って担当のオペレーターの個人名で電話してきてくれるの。
「〇〇〇と申しますが、かりるさんはいらっしゃいますか?」といった感じでね。
もし、自分が電話取れなかったり、その時職場から席を外していたりしても、かりる君という人物がその会社にいる事が分かればOK。
だから、他の電話を取った人が、かりる君が休みだとか外に出ていることを伝えてくれるだけで、在籍確認は完了するわ。
金利・利息や無利息期間とは?
無利息で借りられる!?
かりる君

そういえば、消費者金融なら初めての契約の場合、無利息だって聞いたんですけど!
本当ですか!?
おカネさん

無利息といっても、一定期間だけよ?
完済までずっと利息がかからないわけじゃないから…。
確かに大手消費者金融は大体無利息期間サービスを行っているけど、銀行でも偶にキャンペーンでやってるわ。
利息の計算の仕方は?
かりる君

カードローンの金利って、%表示で何となく金額として分かりにくいんですけど、利息がいくらかかるかって一々契約先に問い合わせるんですか?
おカネさん

確かにカードローンの金利ってわかりにくいけど、実は金利と借入額と借りる期間が明確なら、簡単に利息額として計算できるのよ。
借入額×金利÷365日×借入期間
といった計算式で何円をどのくらいの期間借りると利息額が何円になるか割り出せるわ。
一括返済で完済する場合は、契約先に一度利息額も含めた完済に必要な正確な金額を問い合わせた方がいいわね。
カードローン返済の仕方は?
返済が遅れたら?
かりる君

えっと…ちなみにぃ…
もしも返済日に返済しなくちゃいけないお金が用意できなかったら…
おカネさん

今から返済遅延のことなんか考えてどうするの!!
ちゃんと返済していく自信がないなら、カードローン契約なんてしない方が良いわよ。
じゃあね、お疲れ!
かりる君

あ〜〜〜!!待って!待ってください、おカネさんッ!
返すつもりがないわけじゃなくて、心配なんですよ〜。
ほら、僕、万年ヒラだし…ひょっとしたらクビになったり、給料下げられたリしたら返済できなくなるかもしれないじゃないですか(泣)
おカネさん

…返済が遅れたら、通常の金利よりも高い利率の遅延損害金が発生するわ。
所謂、返済が遅れた罰金ね。
それに返済日を過ぎたら、契約先からまずは携帯電話に電話連絡が入る。
でも、別に「さっさと払え!」みたいな横暴な連絡がくるわけじゃないわ。
いつまでに約定返済額全額が払えるのか、少ない金額でしか払えないのかなどを電話でオペレーターとやり取りするの。
全く返済できるお金がない場合は、金融機関から催告書が届く前に債務整理の手続きに入った方が良いわ。
かりる君

罰金を払わなくちゃいけないなんて…絶対に返済を遅れないようにしよう。
でも返済が遅れても怖い取り立てがあるわけじゃないのは安心だな。
消費者金融と銀行のカードローンを比べると?
消費者金融と銀行どちらで借りる?
かりる君

カードローンを契約するのに、どこで申し込むのがいいんでしょうか?
僕は出来れば早くお金が借りたいので、最短即日融資可能と噂の消費者金融を考えてるんですけど…。
おカネさん

借り入れをする人の希望は様々あるから、一概にどっちがいいかは言えないわ。
確かに、最短即日融資といえば消費者金融のイメージだけど、最近は一部の銀行でも可能なの。
金利は銀行の方が低金利であることが多いし、銀行カードローンもオススメよ。
かりる君

う〜〜〜〜ん。
そう言われると迷うなぁ…。
おカネさん

借り入れを急いでいても、契約するカードローンは貸付条件や借り入れ・返済の仕組みについてよく調べてから申し込むのがいいわよ。
カードローン基本用語説明
以下、最初にぶち当たるであろう専門用語の説明から、誤解されやすいカードローンの事物についてなるべく簡単に説明しています。
金利
借りているお金に対して返済する時にかかる利息を決めるための割合で、利率ともいわれます。
金利として表示されている数値が高いと、利息としてカードローン契約先に払う金額が多く、低い場合は少なくて済みます。
大抵どの金融機関のカードローンも実質年率という提示がされていますが、実質と冠している場合はそれ以外に利息とされる料金が発生しない事を指します。
(詳細はみなし利息の項をご参照ください。)
利息
カードローン契約で返済をするときに発生する、簡単にいうとお金を借りたことに対する貸出料です。
契約先が提示している金利、利率で算出されます。
借り入れ先の契約内容によっては、一定期間利息が0円で済む無利息期間サービスがあります。
消費者金融
貸金業者、ノンバンクなどともいわれる、銀行のように預金業務は行っていないけれど、お金の貸付契約を業務としている金融機関の事です。
昔はサラリーマンが主な利用者であったためサラ金といわれていました。(サラ金=ヤミ金ではないので注意してください。)
大手消費者金融と中小消費者金融、銀行系とノンバンク系という風に消費者金融の中でも区分けされます。
消費者金融でのカードローン契約は、貸金業法の総量規制に則っての貸付となります。
銀行(カードローン)
カードローン契約は消費者金融だけでなく、銀行でも契約が可能です。
銀行系消費者金融とは別物なので勘違いに気を付けましょう。
大手銀行(メガバンク)でも地方銀行でも昨今はカードローンを扱っていることが多いです。
銀行でのカードローン契約は、貸金業法ではなく銀行法の適用となるので、総量規制対象外です。
元金
借りた金額そのものを指します。借入額(または借り入れ額)と一般的にはいわれていることが多いです。
同じ意味で残高ともいわれることがありますが、厳密にいうと残高は返済を開始した後、返済額を元金から引いたもののことを指します。
また、残高には利息を含めて残高に関する説明をしている場合もあれば、含めずに元金としての残高を説明している場合もあります。
基本的には、利息を含まない残高を前提として説明する際に、元金と表現されていることが多いです。
限度額(限度枠)
借りられる金額の範囲のことで、カードローン審査で決まります。
限度額以上の借り入れは原則出来ず、もし借りられる金額を増やしたい場合は増額審査を受ける必要があります。
消費者金融では、年収の3分の1までが設定可能な限度額となっています。
単純に年収が多ければ、限度額が高額になるという事はないので注意が必要です。
借り入れ
この言葉自体はカードローンの専門用語でもなんでもないですが、カードローンの説明で出てくる場合は、まさしくお金を借りることを意味します。
その為、カードローン契約を借り入れ契約とも表現したりもします。
返済
基本的に、毎月の約定返済(契約時に決めた日の返済)のことです。
約定返済金額は最低返済額とも言われ、借りているお金または限度額に対して、一番低額で設定されている金額となっています。
約定返済金額に、何円かプラスして返済することを上乗せ返済、約定返済日以外の日に返済することを臨時返済などといい、約定返済以外のこれらをひっくるめて随時返済とも言われます。
このサイトの他のページでは、臨時返済と表現すると変に緊急性があるように感じるので、敢えて上乗せ返済と随時返済というように表現して説明で使っています。
本人確認書類
カードローン契約時に提出が求められる運転免許証やパスポートなどの身分証明書です。
運転免許証やパスポートなど顔写真入りの証明書であれば、1点のみの提出で済みます。
しかし、健康保険証を本人確認書類として提出する場合は、その他にもう1点住民票や公共料金の領収書などが必要になります。
銀行カードローンでは、口座開設が既にしてあり一定額までの借り入れの場合は提出が省けることもあります。
外国籍の方が日本で借り入れをする場合は、在留カード又は特別永住者証明書も合わせて必要となります。
収入証明書類
自身の正確な月収・年収が分かる書類で、源泉徴収票や給与明細書、確定申告書などが提出書類にあたります。
消費者金融では、総量規制により1社で50万円以上、他社借り入れ合わせて100万円以上の借り入れで提出が必須となります。
銀行の場合は、各銀行ごとに一定額までは原則、収入証明書不要としています。
〇〇円までは収入証明書、原則、不要。というカードローンが多いですが、人によっては範囲内の金額での借り入れでも提出が求められるので、カードローン申し込み時は一応用意しておくことをオススメします。
ローンカード
カードローン契約をすると、契約先から発行されるカードのことです。
見た目はキャッシュカードやクレジットカードと大差ありませんが、契約先によっては会社名が入っています。
最近は、WEB完結契約をすることでローンカードを発行せず、カードレスで利用できるカードローンも多いです。
ローンカードの発行の仕方次第で、申し込みの際の融資スピードが変わってくるので、意外とカードの有無は重要です。
ネットバンキング
銀行を介する取引をネット上で行えるシステムのことです。
カードローンでは、各消費者金融や銀行などに自身の利用しているまたは借入先が指定する銀行口座を、ネット会員サービスを利用して振込先・返済引き落とし口座として登録できるような仕組みになっています。
カードローンWEB完結契約やカードレス契約に欠かせないシステムです。
ネットキャッシング(振り込み融資)
ネットバンキング機能を利用して、スマホやPCなどから振り込み融資を依頼して借り入れ(キャッシング)をすることです。
カードローンをWEB完結契約し、ローンカードを発行しない場合はネットキャッシングでの振り込みでカードローン利用をすることになります。
基本的に、最短即日融資を受けるには平日14時までに振り込み融資の依頼をする必要がありますが、特定の口座宛ての振り込みであれば365日24時間即日対応しているカードローンもあります。
WEB完結
各金融機関のサービスによりますが、原則、カードローン申し込みから借り入れまでがネット上で完了できる、カードローン契約・利用方法です。
郵送物なし、ローンカード発行なし、電話連絡なしという契約手続き上のサービスが付随していることが多いですが、これらは各金融機関が用意しているオプションサービスなので、本来カードローンWEB完結の範囲ではありません。
ただ、それらのサービスがあることで、すべてのカードローン契約・利用がネット上で済ませることが出来るので、完全なWEB完結をしたい場合はそのようなサービスがあるところで借り入れをするのがオススメです。
(詳細はWEB完結契約のページをご参照ください。)
遅延利息
遅延損害金とも言われる、返済が遅れた際に本来返済時にかかる利息とは別にかかる、いわゆる罰金です。
遅延利息は大体、上限利息法の定める最高金利20%で定められていることが多いですが、稀に通常金利と同じ場合もあります。
金融機関ごとに遅延利息が発生するタイミングは異なっており、約定返済日の返済受付期限時刻以降を起算日とするところもあれば、約定返済日の翌日を遅延起算日にするところもあります。
期限の利益の喪失
期限の利益とは、借り入れ側が融資金に対して貸付側が定めた期限までは、返済をしなくても良い権利のこと言います。
期限の利益の喪失とは、つまりその権利を失う事ですから、そうなった場合貸し付け側は借り入れ側に融資に対する返済を一括請求することが出来るようになります。
一般的に、一度の返済遅延などで、残高の一括返済請求をされる事はありませんが、貸付側の利用規約や借用契約に背くような状態での借り入れは、期限の利益の喪失や借り入れ停止に繋がります。
ブラックリスト
与信状態が悪くなると、ブラックリストに載る。などといわれますが、実際に個人情報を連ねたリストがあるわけではありません。
異動情報が信用情報に記載されることを、「ブラックリスト入りする」と俗っぽくいう場合によく使われます。
実際、申し込みブラックや社内ブラックなどというように信用の傷のことをブラック情報といったりしますが、異動情報と意味は同じです。
ちなみに、社内ブラックとは、金融事故を起こした為に、借り入れ契約をしていた金融機関で問題のあった顧客としてデータが残る事を意味します。
総返済額(総支払額)
カードローン完済時の説明でよく出てくる言葉で、元金と完済までにかかる利息を合わせた残高の事を指します。
総返済総額は、返済期間が短いほど利息分がカットできます。
総返済額を低額で済ませたい場合は、約定返済以外の上乗せ・随時返済をこまめにすることが必要となります。
みなし利息
法改正までカードローン契約をする際にかかっていた、利息以外の調査料や礼金、手数料などを利息とみなすことで消費者に負担を除く決まりのことです。
その為、それらの費用は実質、カードローンの金利に含まれる形となっており、上限利息法の範囲に収まる利率の中に凝縮されています。
ただし、借り入れや返済などでATMを利用した際の手数料は、みなし利息例外と位置づけられており、利用者に支払いの義務が生じます。
借り換え
カードローンは契約後、利用の途中で他の金融機関のカードローンに残高を移すことが可能です。
それをカードローン借り換えといいますが、借り換えには、A社からB社に借り換える方法と、複数社ある借り入れ先を1社にまとめる方法の2種類があります。
前者はそのままカードローン借り換えといいますが、後者はおまとめローンやローンの一本化といった方が正しいといえます。
基本的に、どちらも既存の契約より低金利にしたり、約定返済額(最低返済額)を少額することを目的に行います。
増額(増枠)
限度額(限度枠)を増やすことで、カードローン契約後自分から申込むことが出来ます。
ただし、増額は誰でもできるわけではなく、増額審査に通過する必要があり、一般的に新規借り入れ時の審査より増額は通過が難しいといわれています。
契約先での借り入れ状況が良好だと、限度額50万円までは金融機関側から増額の案内が来ることもあります。
おカネさん

ここまで読んでくれてありがとう!
かりる君にも注意したけど、カードローンでお金を借りたら必ず返済してね。
それから、カードローンでは利息がかかるから、どうしても沢山お金が必要でも自分の収入に対して無理のない範囲で借りようね!