借り入れ・返済手数料節約カードローンとは?

ぶた

 

借入と返済を繰り返していると、ある時ふと思いませんか?

 

もう少し、お金の支出を減らしたいなぁ…。

 

しかし、日々の費用はなかなか削りにくいものですし、借りたお金に利息を付けての返済も避けられません。

 

ところで、ATM手数料を気にしたことはありますか?

 

キャッシュカードで口座からお金を引き出す際に、一部の提携ATMからだとかかってしまったり、夜間や土日の使用でかかる、例の料金。

 

カードローンの借り入れ・返済時にもかかりますよね。

 

ATM手数料を払うのは、約定返済額に含まれている利息分とは別に、余計にお金を収めているようなものです。

 

その為、一切借入残高の返済には関係ないところでお金を払っているわけなので、借り入れ側からすると無駄な支出です。

 

カードローン契約でかかる他の手数料(礼金や調査料など)は、すべてみなし利息として金利に含まれていますが、ATM手数料はみなし利息例外ですから、発生した場合は借入側が払う必要があります。

 

みなし利息とは、返済時の利息以外で貸付側が得る礼金、割引金、手数料、調査料などといった費用のことを指します。
昔のカードローンではそのような諸費用を利息と別で借り入れ側が払う必要がありました。
しかし、現在は利息制限法第3条でそれらはすべて利息とみなすとして、利息と別途料金で支払わなくてもよくなっています。

 

ATM手数料は借り入れ・返済の方法を選ぶ事でなくせます。

 

たかだか108円、216円、毎回払っているわけでもないし…。本当にそうでしょうか?

 

意外と借入申し込み時は融資のことで頭がいっぱいで、ATMからの引き出しや返済時の手数料についてまでは考えていなかった。

 

そんなことはないでしょうか?

 

実際、借り入れや返済をしはじめたら契約先の自社ATMや手数料無料の提携ATMが自分の身近な生活圏になかった…。

 

仕方がないので手数料がかかっても、自由に自分のタイミングでお金を引き出したい。

 

約定返済日までに確実に返済を間に合わせるには一番近場なので手数料有料の提携ATMでも使っている。

 

そんなことはないですか?

 

もし、現在カードローン利用中で、何となくATM手数料を払って借り入れ・返済している場合は、以下の点に気を付けることで手数料分の節約が可能です。

 

ATM手数料を払わない為には?
  • 手数料無料のATMを把握しておく
  • ATMを利用しない借り入れ・返済方法を活用する

 

基本的にどの金融機関も自社ATMを設置している場合は、そのATMだけは手数料無料で利用可能です。

 

また、中には提携金融機関ATMが多数手数料無料で利用できるカードローンもあります。

 

その為、まずは自身の契約している金融機関のATMや手数料無料で利用できる提携ATMがどこにあるのか調べると良いでしょう。

 

手数料無料のATMを探すのは面倒または探したものの近場になかった…という場合は、ATMを利用しないで借り入れ・返済が出来ないか考えてみてください。

 

昨今は、ネットバンキングシステムが発展してきており、ネット上で自身の口座とカードローンとの連携可能です。

 

そうすると、ネットから自身の口座へ振り込み融資が依頼できるので、ATMを使わずに済みます。

 

ネットバンキングでの借り入れは、振込手数料がかからないことが多いですから、手数料分の心配が要りません。

 

返済に関しても、同様にネットバンキングで口座から可能なカードローンもあります。

 

銀行カードローンはATM手数料無料の場合が多い

 

お得

 

今はインターネットで各銀行、消費者金融の専用機や提携先ATMの場所が公式HPなどで調べられますから、それを確認してからでも借り入れは遅くありません。

 

一般的にはオリックス銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行など銀行のカードローンの方が手数料が無料で済むことが多いです。

 

中でも、オリックス銀行は提携先が多いので借入・返済の提携ATM利用において利便性が高いです。

 

ところが、銀行カードローンで注意すべき点として、最近便利なキャッシュカードとローンカードを併用したものはゆうちょなどの一部提携先ATMで使用できなくなる事もあることです。

 

そのあたりも申し込みの際に、キャッシュカードとローンカードを分けるかどうか検討することが大切です。

 

地方では周りにコンビニなどがないこともありますから、ゆうちょを利用している方も多いでしょう。ご注意ください。

 

提携ATMを利用した借り入れ・返済ならネット銀行カードローン

 

提携ATMを利用しての借り入れ・返済が多くなりそうな方は、先述したオリックス銀行カードローンのような、ネット銀行カードローンが借入先としてオススメです。

 

というのは、ネット銀行は基本的に自社のATMを保有していないので、カードローン利用で借り入れ側が使うのは提携ATMとなります。

 

その為、大体のネット銀行系カードローンでは、コンビニ提携ATMやゆうちょATMが手数料無料で利用できるようになっています。

 

また、ネット銀行はネットバンキングの利用も同時に可能なので、手数料無料の提携ATM利用に限らず、ネットキャッシングや口座引き落としにも対応しているところが多いです。

 

各銀行カードローンの手数料無料提携ATM

 

カードローン名

手数料無料提携ATM

オリックス銀行カードローン

・E-net(イーネット)
・ローソンATM
・セブン銀行ATM
・ゆうちょ銀行ATM
・イオン銀行ATM
・三菱UFJ銀行ATM
・三井住友銀行ATM
・西日本シティ銀行ATM
提携ATM利用手数料は借入・返済ともに終日無料。

三井住友銀行カードローン

・E-net(イーネット)
・ローソンATM
・セブン銀行ATM
・ゆうちょ銀行ATM
時間外利用手数料も無料。

三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック

・E-net(イーネット)
・ローソンATM
・セブン銀行ATM
0:10〜23:50の時間帯が利用手数料無料。
毎週月曜日の1:00〜5:00、毎月第2土曜日の21:00〜翌朝7:00を除く。

E-net(イーネット)
ファミリーマート、ミニストップ、サークルK、サンクス、デイリーヤマザキ、スリーエフ、ポプラなどのコンビニATM事。E-netに含まれないコンビニATMもある。

 

上記の表を見ても分かるように、オリックス銀行カードローンは利用手数料無料で利用できる提携ATMが、他の銀行カードローンに比べて圧倒的に多いです。

 

三井住友銀行カードローンでは、提携ATMの時間外手数料も無料となっています。

 

その他の銀行カードローンでは、提携ATMを利用する時間や曜日には気を付けないと、手数料がかかってしまう事があります。

 

ネットバンキングの利便性

 

スマホ

 

そもそも、ATMまで行くのも非効率的だと思い始めた。
そんな方にぴったりなシステムを昨今の金融取引は取り入れています。

 

ネットバンキング対応のローンや自動口座引き落としでの返済であれば、わざわざATMに赴く必要もありませんし、手数料もかかりません。

 

申し込みからネット完結でするなら、借り入れでわざわざ外出する時間を作る必要もほぼなくなります。

 

ただし、返済約定日に口座のお金がなかった場合、返済遅延をするつもりがなくても引き落としが出来なければ、遅延になってしまうのでこまめに口座管理をしましょう。

 

せっかく低金利でローンが組めても、下手をすれば手数料分でその低金利メリットを潰してしまっているかもしれません。

 

金利が高めについている場合はなおの事、手数料にも気を配らなくては返済が苦しくなることもあるかもしれません。

 

手数料がかからないだけでも返済負担はその分少なくなります。

 

お昼のおにぎりや飲み物を一つ我慢するよりも、ATM手数料をなくす方が惜しくないとは思いませんか?

 

消費者金融で手数料を払わずにローン利用するなら

 

銀行カードローンの場合は、ATM利用をしてもある程度無料で利用できる時間や手数料のかからない提携ATMを把握しておけば、ATMで借り入れ・返済しても手数料無料で済むことが多いでしょう。

 

しかし、消費者金融で借り入れ・返済をする際に何も考えずATM利用をしていると損をしてしまう可能性があります。

 

もし、ローンカードでATMを利用しての借り入れ返済をするなら消費者金融の中でもプロミスやSMBCモビットがおすすめです。

 

プロミスとSMBCモビットは提携先の三井住友銀行ATMであれば、手数料無料で借り入れ・返済が可能です。

 

ちなみに、プロミスのローンカードで三井住友銀行の自動契約機を利用することも可能です。

 

別にカードレスでのローン契約でも良い!という場合は、SMBCモビットがおすすめです。

 

SMBCモビットでWEB完結契約(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行などの口座が必須)をすれば、ネットから融資を依頼することで最短三分で口座に融資を振り込んでもらえ、その際手数料は発生しません。
(振り込みキャッシングは、申し込み曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いになる場合があります。)

 

銀行振り込みでの返済も避けるべき!

 

昨今のカードローン利用の際、主な返済方法としてATMへの入金、自動口座振替(口座引き落とし)、銀行口座振り込みの3種類が挙げられます。

 

ここでは、ATMからの返済にかかる手数料をなるべく払わなくて済む方法を紹介しているわけですが、もう一つ注意するべき返済方法があります。

 

それは、金融機関指定の銀行口座への振り込みによる返済です。

 

ただ、先述したネットバンキングシステムを利用してのインターネット振込であれば振込手数料はかかりません。

 

しかし、どこかの金融機関やコンビニのATMから銀行振り込み返済をすると、銀行・消費者金融どちらも大体の場合、振込手数料がカードローン利用者負担になります。

 

その為、銀行振り込みで返済をする場合は、ネットバンキングからずることを心がけた方が手数料が節約出来るでしょう。

 

どうしても返済方法がATMからの銀行振り込みが良い!という方は、ネット銀行を利用して振込手数料の支払いを回避した方が、余計なお金がかかりません。

 

ネット銀行は口座の利用状況などによって、毎月他金融機関への振り込み手数料が回数限定で0円というサービスをしていることが多いです。

 

借り入れ金は口座から使う?

 

返済の際に、口座引き落としなら手数料がかからないように、借入金も口座から利用すれば、ATMから引き出す必要がありません。

 

では、どのように借入金をATMから引き出さずに利用するかといえば、一つは口座引き落とし料金の支払いに充てることが挙げられます。

 

その方法の場合は、特に手続きも必要なく、毎月何らかの支払いがある口座にを融資金の振り込み先に指定すれば良いだけです。

 

他には、融資金のある口座から電子マネーをチャージしたり、デビットカードを契約して現金の代わりに利用することで、借り入れでATMを利用しなくてもよくなります。

 

カードローン利用にあたって、借り入れ・返済字の手数料を払わないようにするなら、いずれも銀行口座とネットバンキング機能を活用するのがオススメといえます。